狭き門?!慶應大学医学部対策

慶應大学医学部

みなさん、こんにちは。 このコラムをご覧になっている方の中で、医師になることを目指し、狭き門である医学部受験に向けて、猛勉強をされている方もいるのではないかと思います。 その中でも特に「私立大学医学部の御三家」の1つであり、最難関大の1つにも数えられている慶應義塾大学医学部を熱烈に志望されている方、いるのではないでしょうか。 人気や知名度が抜群ですからね。さすが「慶應ブランド」です。 ただ、熱烈に行きたいと思ってはいても、そう簡単に入学することができないのは皆さんご承知の通りです。 何しろ、数多くある大学医学部受験の中でも「最高峰」と言われ、「東大よりも上ではないか」とも言われている慶應義塾大学医学部入試。 生半可な努力では太刀打ちできない入学試験ですので、相当対策を練らないと希望通りには合格できません。 そのためには、まずは目標である「慶應義塾大学医学部」とはどのような大学の医学部で、どのような試験対策が必要となるのか、以下お話をしていきたいと思います。

慶應義塾大学医学部とは

受験を勝ち抜くには、まずは相手のことを知らないといけません。慶應義塾大学のサイトを見てみました。 同大学のサイトによると、同大学医学部は1917(大正6)年に北里研究所の設立者であり、世界的な細菌学者でもある北里柴三郎博士を学部長として迎えて設立され、北里博士が理想とする医学教育を追究しつつ、数多くの人材を輩出してきた歴史があるそうです。 1年生は日吉キャンパスで、2年生以降は信濃町にある慶応義塾大学病院と一体化したキャンパスで医師になるために必要な知識や技術を患者さんと接しながら学べるのだとか。 信濃町のキャンパス周辺には国立競技場などもあり、環境的にも整った場所に立地。 という環境で医学を学ぶために勝ち抜かなくてはならない入学試験が、皆さんの前に立ちはだかります。 入学試験は ・2月中旬に行われる「英語、数学、理科の3教科の筆記」一次試験 ・3月上旬に行われる「小論文、面接」二次試験 からなる一般試験(他には帰国生入試と外国人留学生入試が医学部受験ではあるようです。詳しい内容は大学サイトをご確認ください。)で行われます。 なお、最終合格発表は3月中旬なので、卒業式後に合否結果がわかるようです。 年々減少傾向にあるようですが、募集人数が約70名程度に対して、約1400名前後の方々が志願し、その中から入学許可者総数が約150名程度という大変厳しい入学試験。 では、どのようにすればこの厳しく狭き門を潜り抜けることができるのかお話をしていきたいと思います。

一次試験の対策法 その1 英語

慶応義塾大学医学部の一次試験は3教科4科目からなり、「外国語(英語のみ)」、「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、A・B」」、「理科(物理・化学・生物の中から2科目)」が受験可能科目となっています。 英語についての出題傾向として、受験する皆さんの「様々な物の見方」をとても重視する傾向が強いのが大きな特徴です。 単純に「単語や熟語や文法の暗記」だけでは到底歯が立たず、返り討ちに遭いますし、 学校で使用する教科書を完璧にできたとしても、合格はかなり厳しいのです。 なぜなら、慶應義塾大学はもともと「蘭学塾」から端を発し「英学塾」に転進後、英語教育に力を注いできたという歴史的背景を持つ大学。 その中でも特に医学部では、最先端の医学研究などが掲載されている専門誌において「英文表記が多い」ことから「ネイティブスピーカー並みに英語を使いこなせる」ことを求められるのです。 つまり、入学後の「英文表記の文献など読み解くことに対応できる能力」を、入試の段階で試されている訳です。 「英語を用いた作文能力」も同時に求められますので、「日本語から英文に直すこともスムーズにできる」ようにならなければ、試験は厳しいと思います。 それだけ高いレベルでの「英語の総合力」を求められるのが慶応大学医学部入試ですので、受験生の皆さんは、かなり対策をしないと攻略できない入試なのかもしれませんね。

一次試験の対策法 その2 数学・理科

ここからは数学と理科についてお話をしていきたいと思います。 数学の科目についての出題内容は、「漸化式や微分・積分、二次曲線」が比較的多く出題される傾向ではありますが、他の単元からの出題が全くないということではありません。 何度も繰り返しますが「東大よりも上ではないか」と言われ続けている慶応大学医学部入試。出題されるレベルも当然のことながら、最難関レベル。 国公立大学の理系の最高峰である「東大や東京工業大学並み」のレベルの問題が出題されるといって間違いないです。 そのレベルで膨大な量の計算問題が出題されるので、「正確かつスピーディー」に解けるようにしておかないと、合格はとても難しいと言えます。 理科は「物理、化学、生物の中から2科目選択」をすることになります。 ここでも繰り返しますが、「教科書レベルの問題を解けた」だけでは厳しいのがこの慶応大医学部入試。「答えを求める過程」まで問われ、「応用力」をかなり試されます。 物理においては力学や熱力学が多く出題される傾向があり、他大医学部の入試ではあまりお目にかからない「原子」などの分野からも出題されるので、全く気が抜けません。 生物については、生殖や遺伝の内容が多く出題される傾向があり、「高校生レベルを超越した問題」も出題されるので、高い知識や強い関心をもって日頃から学習に取り組まないと無理です。 化学も同様に高いレベルの知識が求められ、「常に最新の化学に関する情報」を得ていないと難しいですが、計算問題はそれほど複雑ではないため、理論が分かればきれいに回答を出すことができるでしょう。

二次試験の対策法

二次試験は、先ほどお話をしたように「面接」と「小論文」です。 面接試験は個人面接となっており、小論文では出題されたテーマについて記述するという内容です。 面接では、志望動機などの一般的な面接の質問のほかに、「併願校」の有無や「日本の医療が抱える問題点や解決策」などについて深く突っ込んだ内容が良く問われるそうです。 日頃から「医学関連の最新ニュース」に対して「アンテナを張り続ける」ことが大事だと言えます。 また「日頃から人前で話すことに慣れる」ことが大切ですので、時間のある時に学校の先生方などに面接に向けた練習をお願いしておくと良いでしょう。 小論文は試験会場内で出題されたテーマに基づいて、「50分」という試験時間内で「400字未満」という字数制限を満たすようにその場で書かなくてはなりません。 私もいろいろブログ原稿を執筆するようになってわかったのですが、内容を「短くまとめて書く」ことの方が「長々と書く」ことよりも、かなり難しいです。 しかも「短時間で簡潔に」とさらに制約されると格段にハードルが上がります。 そのため「伝えたいことを書く能力」だけでなく「簡潔にまとめる能力」を身に着けられるように、日頃から書き慣れてないと厳しいです。 名実ともに、日本のなかで「最高峰」のレベルにある医学部の一つです。 ライバルたちも当然対策を練って臨んできていますから、しっかりと準備して臨んでほしいと思っています。